【福岡市南区】老司にある老舗和菓子店が閉店します。約46年の歴史に幕を下ろす前の「お願い」とは。店主に直撃しました

老司にある老舗和菓子店「京屋菓子店」が閉店されるそうです。噂を聞きつけ店主へ直撃しました。

お店を承継!? 詳しく聞いてみると

店内に入ると目に飛び込んできた壁の貼紙。「当店を承継して下さる方を募集しています」近隣ではこの貼紙が話題になり「和菓子を承継したい」と申し出る方も複数人いらっしゃったとか。店主の方に詳しく聞いてみました。今回お店を閉店するにあたって、いわゆる「居ぬき(跡地をそのまま引き継いで欲しい)」を希望されていました。老司にお住まいの方々から愛されること約46年。残念ながらお店をたたむことになりましたが、壁の貼紙は、職人技である和菓子作りを承継するといったものではないとの事。和菓子を作ってる方は大歓迎ですが、すでに業態が決まっているがお店の場所が決まっていない方や、お店を探している方がいれば現在の状態のままお譲りしたいという事でした。お店をお譲りしたらその後はそのオーナーさんにご一任するということで、移転や店名の変更してもらっても問題ないとの事でした。年期は入っているものの重厚感のある内装はまだまだ綺麗ですよね。和菓子店として再スタートされる方がいれば御の字ですが、レトロ感の残る店内は懐かしさを感じほっと一息つける雰囲気が流れていました。たとえ別の業態のお店が誕生する事になっても、今後も存続していってもらいたいものです。

一つ一つ丁寧に作られた和菓子は優しくなつかしい味

長年営業されている老舗和菓子店という事で、たくさんの和菓子がズラリと棚を埋め尽くしていました。「老松神社」や「やよい坂」といったご当地感を感じるネーミングの商品も。薄皮でちょうどいい甘さのあんこがたっぷり味わえる逸品。材料にもこだわり、手間暇かけた製法で手作りし続けています。ほかにも美味しそうな和菓子がたくさん並ぶ店内! 値段もそこまで高くなく、この物価高騰時代にしてかなりお手頃! 家族で食べると美味しくて、あっという間に無くなってしまいました。 昔ながらの製法で丁寧に作られた和菓子はどこか懐かしさを感じる美味しさなので、食べた事がない方は一度お店へ足を運んでみて欲しいです。 

お店の運営の仕方やレシピ等も教えたい

全て手作りで一つ一つ丁寧に製造されている商品たち。次の方が和菓子店をオープンするのであれば、このような和菓子商品のレシピを教える事も考えているとか。 初心者がイチからお店を運営するのって大変だったりしますが、そういった長年の運営のノウハウを含めて、できる限りのサポートができればと店主がおっしゃっていました。 2025年春頃までには閉店予定ということなので、気になる方はお早めにお問い合わせ頂きたいです。たくさんの方のご応募をお待ちしていますとの事でした。

●取材のご協力、ありがとうございました!

↓京屋菓子店

imohiko

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